吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NHKスペシャル「気候大異変~環境の崩壊が止まらない」を観る

 2月18日土曜日のNHKスペシャル二夜連続シリーズ「気候大異変 第1回 異常気象 地球シミュレータの警告」に続いて、19日日曜日に放送された「気候大異変 第2回 環境の崩壊が止まらない」を観た。いまのままでは地球は持続できないことをまざまざと見せつけるシリーズの放送であった。 

 去年、スペインと南米アマゾンを数十年ぶりの記録的な干ばつが襲った。

 スペイン南部のムルシア州では桃の実が成長せず、弱った木からの病気の蔓延を防ぐために桃の木が次々に伐採されていた。麦畑では麦がまったく成長しない光景が広がっていた。かつて満々と水をたたえていた貯水湖が干上がる寸前になっていた。

 南米アマゾンでは、川幅10kmを超える大アマゾン川が川底をむき出しにし、残った水面を死魚が覆いつくしていた。水上生活をしていた住民は、住まいとしていた船が川底に斜めに横たわって住めない状況になっていた。

 スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の計算によれば、これは未来の地球の姿の予兆であるという。百年後、地中海沿岸では耕地の乾燥化が進み、アマゾンにはアラビア半島の面積を超える広大な砂漠が出現するという。

 第2回放送は、今後百年間に予測される、温暖化による生態系と人類への影響が、映し出されていた。
 地球温暖化は、世界の食料事情を激変させる。日本では、北海道で稲の収量が増加するが、他の地域では減少するため全体では10%の減収となる。リンゴの生産適地は本州から北海道へと移動し、西日本の太平洋側で生産されるミカンは、本州内陸部と日本海側で作られるようになる。

 また、死をもたらす熱帯病のデング熱が台湾南部まで北上し徐々に感染地域が拡大してきているが、百年後には九州南部や米国南部が感染危険地域に入るという。

 アラスカに暮らす先住民の島は氷が接岸しなくなり、永久凍土が直接波にさらされて島が浸食され続け、集団移転の準備が進められていた。北極海の氷は冬でもなくなってしまうという。

 海面上昇が進めば、今世紀末には2億6千万もの人々が環境難民になる可能性があるという。環境難民が押し寄せる地域では紛争も引き起こされるだろう。こうした悲劇を避けるには、どうすればよいのか。

 シミュレーションによれば、温室効果ガスの排出量を2050年に世界全体で50%削減しなければならない。果たしてそれは可能なのだろうか。
 アメリカブッシュ政権は、「地球温暖化防止より経済優先」の姿勢で、京都議定書を批准せず、昨年カナダ・モントリオールで開催された、京都議定書以降の枠組み作り話し合う会議も妨害した。

 50年後、100年後の地球は、今を生きる地球市民の生き方にかかっているが、放送を見る限りでは、「温室効果ガスの排出量を2050年に世界全体で50%削減」の実現は悲観的にならざるをえなかった。
スポンサーサイト

テーマ:それでいいのか日本国民 - ジャンル:政治・経済

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。