吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

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医師不足③~パイロットがみた医療界の不思議

 厚労省が行った05年の医師の勤務実態調査によると、病院の医師は週に63時間、診療所の医師は54時間施設に閉じこめられているそうです。

 ところがパイロットは、元日本航空(株)特別運航乗務員(機長)の話によると、勤務時間制限(乗務時間・勤務時間の基準)というのがあり、乗務にかかわる勤務基準=85時間/月で休養時間の規定も定められているそうです。乗客の安全・生命を預かるパイロットの働き方です。

 そこで次のような悲しい話になるのです。 

医師Q: パイロットはうらやましい、月に85時間働けばいいんですか?。

機長A:地上勤務も多少はありますが、基本的にはそういうことです。

機長Q:先生方はどんな勤務体制ですか?。

医師A:そのような体制は夢のようで、私達は当直明けにも、外来や手術がまっています。

機長A:えー、ほんとですか?。それじゃ医療ミスは起こって当然です。
    人間の注意力を24時間高いレベルに保っておくことは不可能です。
    先生、僕が手術を受けなくっちゃいけなくなった時には、一晩ゆっくり休んでからにしてください。

 医療事故はあってはならないことです。しかし人間はミスをおかします。ましてや過重労働を強いられている場合は、さらにそのリスクは高まります。医者にはパイロットのような勤務制限はありません。病む患者が目の前にいれば、無理をおして診療にあたります。なんとか医師の過重労働、特に病院勤務医の過重労働解消が必要です。

 厚労省の試算では、「週45時間」を基準として医師は9000人不足と、ようやく言っています。労基法に定められる法定労働時間は基本的に「週40時間」ですよね。厚労省は医者に少なくとも45時間働けと言っているのでしょうか。これでは9000人を補っても医療現場の状況はまったく変わりません。

医療の質・安全性向上のために、患者さんの満足度の高い医療実現のために、早急にOECD加盟国平均並みの医師数を実現する必要があります。
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