吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

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ストップ地球温暖化~米欧からのニュース

 牡猫COOにとっては嬉しいニュースです。
 
 まずはアメリカからのニュースです。
 世界各地の100を超える企業や団体、研究者らが20日、地球温暖化の原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの削減は緊急課題だとして、各国政府に対策を求める共同声明を発表しました。2012年までの削減目標を定めた京都議定書以降の、大胆な取り組みを求めています。

 共同声明は、米コロンビア大学・地球研究所が創設した「気候変動についての地球円卓会議」(議長ジェフリー・サックス同研究所所長)が発表したもので、ゼネラル・エレクトリック(米国)、保険大手のアリアンツ(ドイツ)、フランスの航空会社エールフランス、スウェーデンの自動車産業ボルボ、日本のリコーなどの国際的企業が署名。また宗教、環境、市民団体や研究機関のほか、広範な個人が名を連ねています。

 声明は、各国政府に対し、国連気候変動枠組み条約がうたう温室効果ガス削減の必要性に従って「科学的な情報に基づく目標」を設定するよう呼びかけました。温暖化対策は、「新しい持続可能なエネルギー戦略の採用にかかっている」と述べ、化石燃料依存から抜け出す国際的な「統合した努力が求められる」と強調しました。

 そして同じ20日発EUからのニュースです。
 欧州連合(EU)の環境相理事会が20日、ブリュッセルで開かれ、2020までに二酸化炭素などの地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を1990年比で20%削減する目標で合意しました。来月のEU首脳会議で正式に決定される見通しだそうです。

 今回の合意は、温室効果ガスの排出量を90年比で8%削減することをEUに課した京都議定書の期限が切れる2012年以降の対策を視野に入れたものとのこと。他の先進国が同様の努力を図れば、2020年までのEUの削減目標をさらに30%に引き上げるとしています。

20世紀半ば以降に観測された世界の平均温度の上昇は、人為起源の温室効果ガス増加に原因があるとする確率は90%を超す

21世紀末までに温暖化はさらに進む。世界の平均気温は、20世紀末に比べ、循環型社会を実現した場合で約1.8度上昇、高い経済成長で化石燃料に依存した場合だと約4度の上昇を予測 

 国連「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の第1作業部会が、上記のように地球温暖化の進行を科学的に予測した第4次報告書をまとめ発表したのが2月1日でした。
 地球温暖化防止は企業も宗教団体も環境団体も市民団体も研究機関も、そして何よりも各国政府が第一義的に取り組むべき課題です。
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9条は宝 発言〈20〉いのちを守る専門家の責任を果たすために

 今回は堀口貞夫医師の発言紹介です。
 愛育病院の元院長で産婦人科医の堀口貞夫さんは、「千代田九条の会」の呼びかけ人です。妻の堀口雅子さんも産婦人科医で、「九条の会・医療者の会」の呼びかけ人。ともに、〝人間と性〟教育研究所の研究員として性教育にも積極的に関わり、男女共同参画社会と平和のために奮闘しています。

いのちを守る専門家の責任を果たすために
 憲法九条の存在が紛争を武力で解決しようと手軽に考えることを止めていたのだと思います。武力を使わないためにもっと知恵を使い、努力することが必要です。終戦の時、私は中学一年でしたので、戦中戦後のことはよく覚えています。戦争がどんな結果を生むかをよく知っているので、「千代田九条の会」の呼びかけ人になりました。

[空襲の中、 必死で逃げた戦中]
 小学校の時は、元下士官の先生が受け持ちで、自分の経験や、「日本はアジア解放のために戦っているアジアの盟主だ」などと教えていました。戦争映画は格好いいので、兵隊にあこがれ、早く予科練に行って空中戦をやれるようになりたい、戦争にはいつかは勝つもの、と思っていました。
 当時は、祖母と両親、姉弟の6人で横浜駅の近くに住んでいました。父は産婦人科の開業医で、学生時代に左肘を脱臼していたので、軍医として召集されることを免れていました。
 中学に入ってすぐの5月10日、横浜は大空襲を受けました。登校時に警戒警報が鳴り、急いで家に戻って防空壕に入りました。姉(17歳)は勤労動員で横浜の山手にあった海軍の印刷所に、父は「患者さんを守る」と、一人で診療所に向かって行きました。
 第一弾は横浜駅の裏側に落ちたと思います。家には母と私と弟(7歳)の三人がいましたが、火の海で逃げ道がありません。近くの電話局のビルにやっとのことで逃げ込みました。電話局の周りは燃えないよう「建物疎開」され、空き地になっていたため助かりました。火が静まってから、焼けずに残っていた青年学校へ避難しました。グランドを通る時、太い棒のようなものが落ちていました。蹴飛ばそうと思いましたが、なんとなくやめて、またぎました。なんとそれは焼夷弾の不発弾でした。危機一髪でした。
 翌朝、姉も無事に戻り青年学校で家族全員が落ち合うことができました。本当に運がよかったと思います。
 空襲で住むところも診療所も焼けてしまったので、親戚が疎開していた九州の山間部に疎開しました。お金も何もなく、空襲がなくても生きることで精一杯でした。中学に転校した直後に終戦となりました。やっと緊張感がとれたのをよく覚えています。

[産婦人科医を志した戦後]
 両親が苦労して生活するめどをつけ、一年数カ月後には、九州から横浜に戻ることができました。中学校では、戦争の報道には嘘があることを教えられました。
 産婦人科医になろうと思ったのは高校生のころで父の影響もありました。お産の大変さを楽にしてあげたいとの思いもありました。
 母は忙しい父を、家庭をまもるという形でささえていましたが、世が世なら何か仕事をしていただろうという雰囲気を漂わせている人でした。産婦人科医になって女性の生き方に関わることになったのは、こういう母の影響も受けていると思います。
 臨床現場でDVにあった女性などを診ていると、女性が経済的に自立していない問題が根底にあると感じます。また女性が仕事をする場合、家庭の役割の大部分を担っているのが現状で、とても共同参画といえる状態ではありません。男性と女性がお互いを尊重して、いのちを繋(つな)いでいくことの大切さを教える性教育が必要です。

 日本では今、専門家といわれる人が信用されない状況になっています。専門家の専門性を人のために役立てるという意識が低いのではないか。医療専門家の役割はいのちを守ることです。いのちを奪う戦争に反対することも、生命を生む女性が大切にされる社会のため努力することも、産婦人科医の役割だと思います。

堀口 貞夫 さん(産婦人科医)
 1933年、神奈川県生まれ。現在は、中林病院・主婦会館クリニック「からだと心の診察室」で、妊娠関連、性障害、性同一性障害などの診療・相談を行う。著書は『10代からのセイファーセックス入門』(緑風出版)、『妊娠中の食事と栄養BOOK』(成美堂出版)など多数。

ディクシー・チックス グラミー賞 5冠の快挙

 記事が遅くなりましたが
 イラク開戦直前にブッシュ米大統領を批判する発言を行い、カントリー音楽業界から放送禁止などのバッシングを受けた女性グループ「ディクシー・チックス」が11日、米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞で最多の五部門を受賞しましたね。

 「ディクシー・チックス」といえば、4年前のイラク開戦直前、ロンドン公演で、ボーカル担当のナタリー・メインズさんが「みんな、わかっていると思うけど、私たちはテキサス出身のアメリカ大統領を恥ずかしく思っているわ」と発言。これに米国の保守派は激怒し、同グループを「非国民」と呼び、カントリー音楽のラジオ局からは曲が放送禁止にされたグループです。

 06年3月、事件以来初となるアルバムを発表して新曲キャンペーンに乗り出し、『タイム』誌の特集でメインズさんは、「大統領府を軽べつしたことを謝ったけれど、もはやそうは思わないわ。彼(ブッシュ大統領)にはいかなる敬意も感じない」とブッシュ批判を鮮明にしていました。
 心からの謝罪をすれば放送禁止を解除するという一部のラジオ局に対して、「私は自分自身を変えられない」ときっぱり応えたとのこと。

 12日の米主要各紙は一面に写真を掲載し、バッシング事件を乗り越えて「最優秀レコード」「最優秀アルバム」「最優秀楽曲」の主要三部門に輝いた同グループの快挙を伝えました。ノミネートされた五部門すべての受賞で、主要三部門の獲得は十四年前のエリック・クラプトン以来とのことです。

 9.11以降、愛国主義一色のアメリカの中で「非国民」呼ばわりされながら、音楽が正当に評価されての快挙。変わりつつあるアメリカの一面でしょうか。

これが「美しい国」か

 障害者の自立を阻害する「障害者自立支援法」施行から1年が経とうとしている。
 障害が重く介護・福祉サービスが必要な人ほど自己負担が大きくなる、「応益負担」と「1割負担」によって、必要でありながら入所サービスや通所サービス、在宅サービスを控えることが心配された。今日、そんな心配を裏付ける厚生労働省の調査結果が報道された。
     障害者1600人が福祉サービス利用中止

 改定介護保険法施行からも1年が経とうとしている。
 介護認定の見直しが行われ、それまで要介護1や要介護2の要介護者が、新設の要支援1や要支援2の軽度に認定され、要介護者から車いすや福祉ベッドが取り上げられた。それまでかろうじて福祉用具を利用して生活を維持していた要介護者に困難が押しつけられた。
 私が知る事例でも介護度が軽く認定され、グループホームに入所していた要介護者が退所をせまられ、有料老人ホームやアパートを転々としている。

 今日はこんな報道もあった。
     トヨタの10―12月期、連結営業益19%増
 専務の誇らしげな写真付き。第3四半期の売上高は15%増の6兆1465億円。営業利益5745億円。年間換算で売上高24兆5860億円、営業利益2兆2980億円である。

 不安倍増内閣は、障害者や要介護者の負担は増やしサービスは抑制しながら、史上空前の利益をあげる大銀行や大企業に対していっそうの減税を計画しているのである。実に醜い国である。

なんと世界の気温「100年後1.8~4度上昇」

 パリで開かれていた国連「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の第1作業部会総会は1日、地球温暖化の進行を科学的に予測した第4次報告書をまとめ発表しました。

 報告書は、2005年まで過去100年間の平均気温が0・74度上昇し、0・6度だった第3次報告書(2001年)より温暖化が加速していると指摘。今後も化石燃料に依存したままだと、今世紀末の平均気温は、1・1度から最大で6・4度上昇するとしています。
 さらに報告書は、北極で今世紀後半、晩夏にほとんどの海氷が消えると予測しています。猛暑や熱波などの異常気象の増加や台風の大型化、サンゴ礁への大きなダメージなどに言及、世界に警告を発しました。さてCO2排出量世界1位のアメリカをはじめ、世界各国はどう応えるのでしょうか。

IPCC第1作業部会による第4次評価報告書の骨子は以下のとおりです。
◇世界の平均気温・海洋温度の上昇、氷河の融解の増加、海面上昇から、地球温暖化は明らかである。

◇20世紀半ば以降に観測された世界の平均温度の上昇は、人為起源の温室効果ガス増加に原因があるとする確率は90%を超す。

◇今後20年間では、10年あたり0.2度の温度上昇が予測される。

◇21世紀末までに温暖化はさらに進む。世界の平均気温は、20世紀末に比べ、循環型社会を実現した場合で約1.8度上昇、高い経済成長で化石燃料に依存した場合だと約4度の上昇を予測。

◇21世紀末の海面水位は、20世紀末より18~59センチの上昇を予測。

◇台風やハリケーンの発生数は減少するが、強さは増す。

◇北極海の夏の氷は、21世紀後半までにほぼ消滅する。

◇大気中の二酸化炭素濃度の増加により、海洋の酸性化が進む。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第四次報告が出ます

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第一部会の会合が29日、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で始まりました。500人の専門家が気候変動に関する科学的知見を精査した評価報告をまとめ、2月2日に発表する予定です。

  IPCCは国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)が共催する国際機関として1988年に設立されました。各国政府が参加し協議する「政府間パネル」ですが、政府関係者のほか、多数の科学者も参加しています。三つの作業部会からなり、第一作業部会は気候システムや気候変動の評価、第二作業部会は気候変動が社会経済や生態系に及ぼす影響の評価、第三部会は温暖化ガス削減など気候変動の影響緩和策の評価をしています。

 IPCCの第一次評価報告書は1990年に発表されました。これまでの気候変動にかんする知見を集大成し、温暖化ガスが削減されなければ、21世紀末までに平均気温が3度程度上昇し、海面が30センチ~1メートル上昇するなどの予測を示し、温暖化ガスを60%削減する必要があるとしました。

 1995年にまとめられた第二次評価報告書は、二酸化炭素の温暖化寄与度がもっとも高いことを確認、二酸化炭素の大気中濃度を現在の二倍に抑えるとしても、1990年よりも排出量を抑える必要があることを示しました。

 2001年の第三次評価報告書は、この間に充実された観測成果をふまえ、人間活動による温暖化ガスなどの排出のさまざまなシナリオをシミュレーションし、2100年までに1990年にくらべ1・4度~5・8度の気温上昇、9センチ~88センチの海面水位上昇となることを予測しています。

 IPCCの報告は、「最も科学的で包括的」であり、気候変動に関するバイブルとも評され、今回が第四次です。2001年の第三次報告以後に発表された全世界2500人にのぼる科学者の論文に基づき、気候変動の現状と予想について報告本編と「政策決定者向けの要約」が作成されます。

 さて第四次報告がどんな内容になるのか。
 北極の氷の溶出をはじめここ数年の異常気象を観ると、もっと深刻な報告になることが予測されます。問題は各国がそれに対してどういう政策を打ち出すかですね。
 地球温暖化そっちのけで相変わらず経済優先、軍拡競争を続けるのか、それとも持続可能な惑星地球のために地球温暖化防止に取り組むのか。

 IPCCについての情報は IPCC WGI国内支援事務局

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