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ロシアのシベリア東部で2005年以降、地中の温度が急上昇し永久凍土が急速に解けているとの調査結果を海洋研究開発機構の大畑哲夫プログラムディレクター(雪氷学)らのグループが18日、発表した。
地球温暖化による北極域の気温上昇で、降水や積雪量が増えたのが原因とみられ、大畑氏は「周辺では、凍土溶解によるとみられる森林の異常や、冬に河川の水が増える現象などが既に起きている。大気循環が変わって日本の異常気象につながる恐れもある」としている。
グループは、ロシア水文気象環境監視局によるシベリア東部3地点の観測値を解析。3地点の地下3・2メートルの年平均温度は、1970年の氷点下2・8度から2004年の同2・6度までは緩やかな上昇だったが、05年は同1・8度、06年は同1・5度と急上昇しているという。
地球温暖化対策 日本「最低レベル」 今日はこんなニュースもあった。
世界銀行のまとめによると、日本の温暖化対策の進捗状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上位70カ国の中でも61位と最低レベルにあるとの評価だ。
1990年代後半からの電力自由化などによって、価格が安いがCO2を多く排出する石炭の利用を増やしてきたことが低評価の最大の要因になっているという。
日本はエネルギーの使用効率が世界でトップレベルと言っているが、各国の効率アップでその優位性が薄れてきた上、風力などの自然エネルギー利用もすすんでいない。
GDP当たりのエネルギー使用量も、アメリカやドイツ、中国、インドなど49カ国が改善している一方で、日本は悪化している。総合評価は先進国中最低で、中国やインドよりも下位だ。先進国中のトップはデンマーク、以下、ドイツ、スウェーデン、イギリスの順となっている。
インド洋での無料給油スタンド開店より地球温暖化防止対策が優先課題だ
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