吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

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59回目の憲法記念日

 今日5月3日は59回目の憲法記念日ですね。全国各地で、平和憲法を守ろうと多彩な催しが繰り広げられていると思います。

 宮崎では「第60回憲法と平和を考えるつどい」があり参加してきました。このつどいは、「日本科学者会議宮崎支部」と「宮崎民主法律家協会」が主催し、「憲法と平和を守る宮崎県連絡会」が協賛して開催されたものです。今年11月で憲法公布から60年を迎えますが、これまでに60回も「憲法と平和を考えるつどい」を継続してきたことが、まず凄いですよね。今日も100名足らずのつどいでしたが、まさに継続は力なりです。
 今日のつどいの講演テーマは、「自民党『新憲法草案』を斬る!~その特徴とねらい」でした。講師は元鹿児島大学教授の板東義雄氏でした。
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 板東氏は、自民党が当初示唆していた全面的な書き換えから、形式的には現在の憲法を基にした「部分的な修正」という形になっているが、反平和主義、反立憲主義、平和と人権の軽視が盛り込まれた重点的な改悪だと指摘しました。

 憲法前文は全文書き換えられ、過去の戦争への反省と不戦の誓い、平和的生存権を消し去り、その上で、国や社会を愛し守ることを国民の責務にしている、また国際協調主義に基づく集団的自衛権の行使を予定しているもので、これは「憲法改正」ではなく「新憲法の制定」だということも指摘しました。
 私も自民党新憲法草案は、現憲法を「改正」というのではなく、全く異質の現憲法に対するクーデター的なものと認識していましたので、そのとおりだと納得しました。

 そして、自民党新憲法草案の重点として次の3点を指摘しました。
 重点その1は、戦争をしない・できない9条から、戦争をする・できる9条へということ。章の名前も「戦争の放棄」から「安全保障」に変更し、2項を削除して自衛軍の設置が設置され、決して専守防衛の自衛軍ではない集団的自衛権行使も可能にしたこと。

 重点その2は、自由と人権の尊重から、「公益及び公の秩序」の尊重へということ。現憲法の人権規定の中で使われている「公共の福祉」をすべて「公益及び公の秩序」と書き換え、国家の安全と社会秩序の維持、すなわち国益を、個人の人権よりも常に国益の優先をとしていること。

 重点その3は、憲法改悪がしにくい憲法(硬性憲法)から、しやすい憲法(軟性憲法)へということ。自民党新憲法起草委員会事務局長の桝添要一参議院は、「まず、9条2項と96条の改正を実現すれば、(今後の改正に)風穴を開けることができる」と発言しているが、これは自民党新憲法草案がはじめの改悪であり、さらなる憲法改悪の突破口になるものであること。

 最後に、今日の朝日新聞の世論調査の結果も引きながら、平和憲法を改悪から守るためには、9条を守るという一点での共同行動が大切になっており、国民の過半数の支持をえるたたかいが必要だと呼びかけました。

 つどいの後は早速街頭に出て訴えるために、宮崎市の目抜き通りをピースウォークでした。
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 時あたかも「米軍再編」として、自衛隊と米軍の軍事的一体化、「日本防衛」とは無縁の海外への“殴り込み”部隊の司令部機能や機動性の強化、そのための巨額の財政支出が、私たちのの目の前で進行しつつあります。これらは、9条改憲の先にある日本の将来が、「先制攻撃」を基本戦略とするアメリカに追随するものであることを、具体的にしめすものでしょう。
 いま、「九条の会」が全国で5千近く結成されるなど、憲法改悪に反対する国民のたたかいは大きく広がりつつあります。
 勇気と確信をもって憲法9条まもるたたかいに参加したいと決意した「憲法と平和を考えるつどい」でした。

 この機会にヤフーブログに掲載した「新しい憲法のはなし~文部省」も紹介したいと思います。

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テーマ:平和憲法 - ジャンル:政治・経済

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