吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地球温暖化~煙と金と沈む島~ツバルを沈めていいのか

 牡猫COOは憲法9条改悪反対です。あわせて地球温暖化の問題についても重大な関心を持って報道を追っかけています。
 今日は4月30日に放送されたNHKスペシャル「同時3点ドキュメント『煙と金と沈む島』」から記事をアップしたいと思います。

 地球を包むひとつの大気。今、世界がその大気をめぐって、まったく異なる立場から利害の綱引きを繰り広げています。地球温暖化・海面上昇で最初に沈むだろうと云われる島国ツバル、温室効果ガスを出し続ける中国の重慶、そして環境ビジネス展開するアメリカ企業の動きを同じ時間に取材した番組でした。

 地球温暖化の影響で、世界で初めて消滅すると危惧されている南太平洋の島ツバル。フィジーから北へ飛行機で約2時間半。赤道のすぐ南に位置しているのがツバルです。サンゴ礁からできたいわゆる環礁国で、ツバルを構成する9つの島の総面積は26k㎡ととても小さいですが、領海は約130万k㎡にもなります。しかし、平均海抜約2mといわれる島国です。
 総人口は約1万人で、首都フナフチのある比較的面積の広いファンガファレ島のあるフナフチ環礁への人口が集中しています。
 ツバル国名誉総領事館のホームページには次のような歌?が紹介されていました。自然と共生していきるツバルの人たちの純真無垢さをあらわしていますよね。
     神さまの国 ツバル
     ぼくらはそこに すんでいる
     金も銀も なーんにもないが
     ぼくらはちっとも 気にしない

     あなたは やさしく あたたかい
     あけぼの近く よせ波ひびく
     浜辺にあなたの 声をきく
     あなたをたたえる 声をきく
     あなたをたたえる 声をきく
 こんなツバルが今年2月下旬の大潮で、史上最大の浸水に襲われたのです。首都ではいたるところから海水が噴き出し、多くの家が床上浸水しました。国が沈むという危機に直面するツバルは、最大の温暖化ガス排出国、アメリカを強く非難し続けてきましたた。「わたしたちのことを忘れないでください」という島の長老の言葉が印象的でした。
0602tubaru.jpg

 ツバルの人たちが非難するアメリカは、温暖化ガスを規制する京都議定書から脱退しながらも、ガスを排出する権利を売買し、巨額の富を手にしています。いわゆる排出権取引です。ニューヨークのある巨大ブローカーは、650億円の資金をもとに、世界中の温暖化ガスを出す権利を買いあさり、EUや日本の企業に売りつけています。
 私は、排出権取引は地球全体での現状の帳尻合わせであり、温室効果ガス排出抑制には絶対にならないと考えています。こんなことを許した京都議定書も問題がありましたね。

 さて中国です。世界ワースト1・アメリカの23.9%に次ぐ14.5%世界ワースト2の温室効果ガス排出国です。しかし京都議定書では温室効果ガス削減義務が課せられていません。
 中国屈指の大工場地帯・重慶では、発展を求めて、石炭の増産に邁進し、燃やし続けて温暖化ガスが次々と排出されています。日本の総合商社が削減義務のない中国の排出権を買い取ろうとうごめいていました。現地では排出権を売ってもっと石炭を増産しようという動きです。街は分厚いスモッグに覆われいますが、労働者たちは、温暖化防止よりも豊かさを求める権利を主張しているのが印象的でした。
0604zyuukei.jpg

 地球温暖化に直面するツバル。豊かさを求めガスの排出を続ける中国。そして「儲け」という市場原理がなければ温暖化は阻止できないとするアメリカ。ツバルが浸水の危機にさらされた2月21日から3月1日までの9日間の3地点の同時進行の記録でした。

 人間の欲望は、地球温暖化を防止できない。そんな悲観的な気持ちになった番組でした。

スポンサーサイト

テーマ:環境破壊 - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yatyabo.blog44.fc2.com/tb.php/124-dd35290d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。