吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「アフリカ支援倍増」ひも付きでいいのだろうか

  2000年9月、国連は「より平和で、繁栄し、公正な世界」を目指す「ミレニアム宣言」と、世界の貧困削減を目指す「ミレニアム開発目標」を採択した。

 そして2002年3月にメキシコで「ミレニアム開発目標」達成のための開発資金を話し合う「国連開発資金国際会議」が開催され、米国ブッシュ大統領をはじめ各国の元首・閣僚等が51ヶ国から参加した。しかし、日本は首相はおろか大臣さえも参加しなかった。開発資金問題に対する日本政府の熱意の低さはこのときから始まったと言われている。

 そんな日本が「アフリカ支援倍増」のニュースである。しかし、町村官房長官の記者会見は、貧困削減支援より、「(1)国連安全保障理事会の常任理事国入りでの連携(2)豊富な資源の獲得」をその理由にあげ、「国益」確保丸出しである。これで本当に受け入れらるのだろうか。

 「ミレニアム開発目標」達成のためには、年間500億ドルの開発援助増額が必要とされ、この資金調達手段として検討されたのが「通貨取引税・トービン税」だったが、日の目を見るに至らなかった。しかし「革新的開発資金メカニズム」を議論する契機になったと言われている。

 2005年1月、フランスのシラク大統領が国際連帯税構想を発表し、2005年はIMFの開発委員会やG8など様々な機会で革新的資金メカニズム議論・交渉され、徐々に支持を広げていったが、アメリカと日本は、革新的資金メカニズムの議論・交渉に最後まで反対・消極的立場を変えなっかたという。

 日本政府はあくまでも「国益」確保のODA(政府開発援助)にこだわっているようであるが、OECD加盟国に課されている国民総所得比0.7%というODAを達成しているのであろうか。フランスは航空券の国際連帯税を実行し、HIV/エイズなどの感染症対策に拠出している。

 5月28日~30日に横浜市で第4回アフリカ開発会議が開催されるが、外務省はNGOなどの入場許可証を大幅に制限し、アフリカのNGOの取りまとめ役で来日中のギュスターブ・アサー議長は「参加できなければ金と時間の無駄遣い。人々のためのTICADではないのか」と憤っている。国益に左右されないNGOは、革新的資金メカニズム議論で大きな役割を果たしきた。これが気にいらないのだろうか、口出しをされたくないのだろうか。

 日本もODAだけでなく、国際連帯税など革新的資金メカニズムの検討を開始し、世界経済第2位の役割を果たすべきだと考える。気候変動でも先に被害を受ける貧困国の削減は急務である。国際連帯税を検討する超党派の議員連盟の活動にも期待したい。


 アフリカ支援倍増・首相表明、ODAの重点分野に

 福田康夫首相は20日の海外経済協力会議で、アフリカ諸国向けの政府開発援助(ODA)と民間投資を2012年までにそれぞれ倍増する意向を表明した。政府はアフリカをODAの重点分野に据えるとともに、コメ生産支援などの援助政策を拡大。アフリカが抱える豊富な資源の獲得や国連改革での連携に向けて布石を打つ。

 08年のアフリカ向けODAは約1000億円、民間投資は約17億ドル。首相は28日に開幕するアフリカ開発会議(TICAD)で一連の支援策を表明する。

 町村信孝官房長官は20日の記者会見で、アフリカとの協力を強化する理由として(1)国連安全保障理事会の常任理事国入りでの連携(2)豊富な資源の獲得――をあげた。ODAの増額はそのための手段の1つだった。普段は非公開の海外経済協力会議も首相はわざわざあいさつの場面をテレビカメラに撮影させた。 (NIKKEI NET 5月20日23:02)

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yatyabo.blog44.fc2.com/tb.php/339-024cddcc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。