吾輩は猫である

地球温暖化が進んでいます。宇宙船地球号は持続できるのでしょうか。日本の平和憲法も危機にさらされています。地球温暖化防止、守ろう憲法9条・生かそう憲法25条を訴えます。

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「官」から「民」への結果~民営化の破綻~

 サッチャー政権期(1979-1990年)から国営企業の民営化を進めてきた英国。そこで今、目先の利益のみを追求する民営化の問題点を改め、再公営化か非営利化を重視する試みが始まっています。

 メージャー保守党政権は1993年、鉄道の完全民営化法制化。鉄道施設保有会社や鉄道運行会社などの業務別や地域別に細分化しました。民営化された企業は短期的利益のみを優先し、鉄道の公共性を無視しました。
 こうした利益優先が招いたのが事故の多発です。1999年10月には、ロンドンのパディトン駅近くで赤信号を無視した列車が特急と正面衝突し、31人が死亡。2000年10月にはロンドン北のハットフィールド近くで列車走行中にレールが破損して脱線。4人が死亡、70人が負傷しました。

 パディトンの事故では、過去に8度も同じ信号で赤信号通過がおきていたにもかかわらず、信号設備は改善されていませんでした。ハットフィールドの事故では線路補修を十分にしていなかったことが原因の一つに挙げられました。

 鉄道施設を所有、管理するレールトラック社が責任を問われました。同社は施設の補修を下請け任せにし、短期の利益につながらない鉄道の施設や機能の維持、向上のやめの投資を怠ってきました。

 あまりの怠慢ぶりに、政府は同社への支援を打ち切り、別組織に改組すると決定。2002年10月には、政府が立ち上げた非営利企業ネットワークレール社に買収されました。
 1996年の民営化で南東部の鉄道運行権を獲得したコネックス社は、運行の乱れを放置した上、財政危機に陥り、権利を剥奪され、2003年11月、公営のサウス・イースタン・トレインズとなりました。

 民営化による弊害を修正する動きは鉄道以外でも起こっています。ウェールズでは、米国企業に買収された水道事業を2001年5月、非営利企業のグラス・カムリが買収。利益を水質改善や下水施設向上のための投資に回したりして住民に還元し、歓迎されています。

 JR西日本の列車脱線事故で多くの人が亡くなった事はまだ記憶に新しい所です。利益優先の「民」が引き起こした事故でした。
 日本でも水道事業民営化の動きがありますが、とんでもないことです。

 ファッショ小泉政権のもとで、郵政民営化が決定されましたが、本当に「官」から「民」でいいのか、国民の目線で見直す必要があるのではないでしょうか。
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テーマ:それでいいのか日本国民 - ジャンル:政治・経済

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小泉首相年頭会見と三位一体「改悪」について・その2

前回に引き続き4日の小泉首相の年頭の記者会見の記事を記述してみたいと思います。会見の中で、自らが必ずやればトラブルになると分かりつつも「靖国参拝」をしたことで中韓の外交関係が冷却したことに関し、まるで開き直った子どもじみた態度で次のように批判しています。

  • 2006/01/11(水) 23:37:06 |
  • 世相春秋

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